日誌

生きる活力はアイドルです

ブラッドブラザースを見たか

こんばんは。明日から旅行なのに眠れずに困っています。
この下の文章を全部書き終えてから、改めて冒頭を書いてるんですけど、なんだかあまりうまく話をまとめることができなくて、でも、今これ以上話を纏められそうにもないので、雑多にばーっと書いたままアップしようと思います。語尾の後ろに全て、〜と私は思いました、を付けて読んでください。




ということで、ブラッドブラザース@大阪松竹座、を観に行ってきました。実は松竹に行くのは初めてだったんです。ジャニーズ舞台にはなかなか足が向かなくて。でも、あけおめコンを観た後の熱に押し流されて、せっかく松竹座にいく機会があるんだし、と、観に行くことを決意したのでした。事前の評判は、かなりいい噂ばかりを聞いていまして、すごく楽しみにしていました。

感想は、一つは、この話なんなんだ…ということ。もう一つは、さすが俺たちの神ちゃん!!!ということと。
とにかく、話が救いようもない結末にしか感じられませんでした。演劇、舞台、ミュージカルというものを観に行くようになったのは本当にここ一年、いやここ半年足らずのことで、舞台をみて感じたことをどう咀嚼していいのかわからないんですね。だから、ブラブラも、観終わったあとに、このお話を観て、わたしは一体どうすればいいのかわからない、というのがすごく正直な感想なんです。自業自得?因果応報?そんな簡単な言葉で済ませてしまって、それでいいのかな、いやそれだけじゃ足りないんじゃないか、ってずっと考えてます。
舞台中ずっと、笑うせえるすまんみたいだな、と思ってました。ナレーションの真琴つばささんが、喪黒福造というか、悪魔のようだなと。途端にチープな言い方になってしまうけど。もし、悪魔だとしたら、真琴つばささんの、中性的な雰囲気はまさに、性別を持たない人外のものとしてぴったりだなぁと思いました。
エディの養母さんは、ずっと、実母に追われているって思い込んでいて、頭がおかしくなっちゃうんですけど、それは、自分のなかの罪悪感に追われていたんだろうと。子供をお金で買ったことも、約束を破って実母に合わせなくしたことも、他のいろんなことも、人倫に反したことをすると、結局罪悪感に追い込まれてしまう。
少し話は違うけど、小さい頃、私は暗闇が苦手でした。理由はしょうもないことで、おばけがいるかもしれないから。でも、そうやって怖がっていたら、父親に、幽霊が怖いのは自分のなかにやましいことがあるからだよ、といつも言われていました。今でも、アパートでふと目に見えないものが怖いなと感じた時は、冷静に自分のなかにやましいこがないか考えるんです。そうしたら大体、友達を蔑ろにしたとか、締め切りが迫ってるとか、テストが近いのに遊んでるとか、そういう不安とか罪悪感が必ず見つかるんです。もしかしたら、養母や実母が怯えていた何かも、これに近いものかもしれません。
主演こそ、ミッキーを演じた桐山くんと、エディを演じた神山くんだけど、話そのものは実母の目線で動いていて、それを考えるとやっぱり、テーマはそういうことなのかな〜と、思ったり、おもわなかったり。もっと他の人がこの話をどう思ったのか、知りたいです。それにわたしは一回しかみなかったので、複数回みていると、また何か変わるかもしれません。

神ちゃんのことは…正直何もいうことはないなって感じです。舞台仕様の歌い方をしていたことは驚いたし、演技も一度も気になることもなくて、ワァすごいな〜〜とは思ったんですけど、だって神ちゃんだもん。観劇されたみなさんが、神ちゃんすごいって言ってるの見るたびに、そうでしょ!うちの神山すごいでしょ!こんなもんじゃないんだから!(ドヤァ)が止まらないです。別にずっと彼のことを見てきたわけじゃないので、智洋くんがこんなに大きくなって〜(;_;)的な感慨もなくて、ただひたすらにドヤ顔してるんです。神ちゃんまじかっこいい。
それにしても、明るくてちょっと切ない役が似合うなぁと思いました。エディはもちろんそうだし、(クリスマスパーティで、友達みたいな何かに、馬鹿にされてるところたまらなかった)、SHARKも良かったし、寮フェスの寮長もなんとなく切ない感じがするし。顔か雰囲気か、それとも演技の上手さか、わからないけど、もっとそういう役が見たいです。でも、底抜けに明るい役も、沼のようにクズな役も、どれもすごく良くなると思うので、これからもたくさん演技のお仕事がきたらいいな。まぁね、神ちゃんはすごいから。あーほんとにかっこいい。神ちゃんがいかにすごくてかっこいいかは他のブログでたくさん書かれているので、それを見るよろし。
照史くんは14歳のミッキーが登場したときがめっちゃかっこよくて、キュンキュンした。それから、ヤク中になってからが、ほんとに恐ろしかった。照史くんもやっぱりすごい。
それから、真琴つばささん。上にも書いたけど、人間っぽくなさがすごかった。真琴さんが舞台上にいるだけで、不安になるくらい。あと、チラチラ見える太ももが一々気になってしまった笑 あの衣装、誰の趣味なんだろう笑
そして、まりゑさん!まりゑリンダ回だったんだけど、子供の頃から、10代ぐらいまでは、リンダがいるだけで、その場がパッと明るく感じた。大人になってからも底抜けの明るさよりは落ち着いたけど、リンダがいると安心した。舞台にいるだけで、パッと花が咲くような人だなとおもった。
最後のシーンの客席登場はすごく良かった。客電がつくこともあって、実際に目の前で、2人が死ぬように見せようとしてると思うんだけど、ミッキーや警官の声が四方八方から聞こえてきて、役者さんが近くにいるという緊張感もすごくて、臨場感がすごかった。アイドル舞台の客席登場ってファンサービス的な側面が強いイメージだったんだけど、全然そんなんじゃなかった。絶対に必要な演出だった。

とまぁ、とっちらかっているけど、ブラブラは大阪松竹座で15日まで!是非見に行ってください!