日誌

生きる活力はアイドルです

嬉しかった言葉

「お前は賢いよ。周りの人よりずっと賢い。でも、周りの人もお前と同じぐらい賢いとは限らないってことを忘れるなよ。」

今週のお題特別編「嬉しかった言葉 」
〈春のブログキャンペーン ファイナル〉

 

このお題に回答すると、何かがもらえるんだろうか。そんなことはどうでもいいのだけど。

高校時代の恩師に言われた言葉。細かい言葉尻は忘れた。でもそんな感じのことを言われた。学祭で、クラス企画の代表をやっていたときに、私が計画したとおりに、みんながサボらずにやれば、一番効率的にできて、みんなの受験勉強をする時間もとれて、学祭もほどほどにちゃんとできるのに、なんでみんなちゃんとやらないんだろう。って、思っていたときに言われたこと。

言われたときは、そうかーこの人は今、わたしのこと、賢いって肯定すれば、私の気持ちが収まると思って言ってるのかなぁ先生ってすごいなぁ、と納得したような納得しなかったような気持ちでいたんだけどね。

 

そのあと、何年も経って少しずつこの言葉の意味がわかるような気がしてきています。それぞれのエピソードは、誰かのバカにすることと紙一重だから言わないでおくね。いつもいつも、自分が賢い側に回るわけではなくて、自分が賢くない側に回ったときに、もっと丁寧に説明してくれればいいのになと思うことも増えました。

人間はそれぞれできることが違うから、自分以外の人はみんな自分とは違うのだと言うことをいつでも忘れずにいたい。

この言葉を折に触れて思い出して、そんなことを思うのです。