日誌

生きる活力はアイドルです

1月23日

 起きて、お腹が痛くて、髪がぼさぼさで、今日は外に出る気がしないなと思ったから、ずっと布団の中にいた。テスト前。知ってる。

 何か書こうと思ってたんだけど、何を書こうと思ってたのか、忘れてしまった。元彼にもらったギター捨てなきゃ。結局三年たってもほとんど上達しなかった。ピアノの方が好き。

 スポーツを見ていると、いつも負ける。今日も負けた。チャンネル変えた瞬間に本田がPK.をすごい勢いで外した。負けるときの方が印象に残るから、わたしがスポーツを見ると負けるだなんて錯覚するだけのような気がするけど。高校生三年生の時に、野球部の全校応援に行ったことがある。母校の野球部はそれなりに強くて、特進コースは入部ができなかった。わたしは特進だったから、野球部に思い入れも何もなかったし、模試が近かったから、そんなことより勉強したかった。でも、それまで中学の時からずっと皆勤だったから、なんとなく休めなかった。暑いのがだるくて、試合を見ないで日陰でぼーっとしてたら、学年主任に怒られた。結局負けたんだ。どれぐらいの点差で、相手がどれぐらい強い高校で、どんな負け方をしたのか少しも覚えていないけど、普通科の女の子達が泣いていたのを覚えてる。その子たち、野球部のマネージャーとかでもなければ、ちょっと前までワールドカップか何かで騒いで多様な気がしたし、バカなのかなって思った。だけど、これが青春ってやつなんだと思い知らされた。帰りに予備校に向かう電車ですぐ英単語帳を開いたときに、私に青春なんかないのかもしれないと少しだけ切なくなった。

 学歴なんて必要ないとか、意味ないとか、学歴ばっかりあっても使えない奴ばっかりっていう言説をみるたびに、嫌な気持ちになる。小学生の時、中学生の時、高校生の時、目標の学校に行きたくて、必死に戦っていた自分のことを否定されるいわれはどこにもない。予備校の講習の昼休みに友達とお昼ご飯食べたこととか、どうやったら点数上がるか一緒に考えたこととか、悔しくて泣いたこととか、全部報われたときの気持ちとか、そこまでやってきた努力とか、否定されるいわれはどこにもない。学歴って、甲子園出場経験ときっと同じなんだって、思う。甲子園に出たこと、そのこと自体は、誰にもバカにされるようなことではないし、その成功体験を自分のよりどころにすることも、否定されることじゃない。でも、それだけじゃ何にもならないし、そこから何をするかも、同じくらい大切だって、思う。これ前にも書いたことあるね。人間、どこへいっても、何を手にしても、手に入れられなくても、人の批判にあうのだから、そんなこと気にしても意味ないって、わかるけど、でもねやっぱり、自分の人生を否定されるのは悲しい。

 お腹が痛い。内診のトピックがあったから、いろいろ読んでたけど、余計に怖くなった。産婦人科いかなきゃならない気が猛烈にするんだけど、いやだな、いきたくない。病院に行かなきゃならないような気がしていること、体中にあるけど、お金がないとか時間がないとか、テキトーな理由をつけていっていない。でも、アイドルのDVDは買う。あとマルちゃんの鍋つゆ豚骨味がめちゃくちゃおいしい。