日誌

生きる活力はアイドルです

エビ中と個人的なこと

トピック「私立恵比寿中学」について

 

 はてぶろのトップページにて、突然旬のトピックとして、よく見知った名前を見つけて驚いた。私立恵比寿中学について。

 女子ドルオタク(自称)こと、わたしが今一番応援しているアイドルグループが私立恵比寿中学である。メジャーデビューと同じぐらいの時期に気になりはじめ、2013年よみうりランドで行われたコンサートが初現場。その後、ゼップツアーだったり、SSAだったりに参加している。推しは、杏野なつ。今でも、次の子は見つけられていない。

 杏野なつに落ちたのは、よみうりランドでのライブだった。それまでは、みんなかわいいな~誰か一人とか決められないな~と思っていたのに、その日ライブをみていて、杏野なつだけに、目線を奪われ続けていた。とりわけ歌が上手いわけでも、とりわけダンスが上手いわけでもなかったけど、背が高くて、手足が長くて、スタイルが良くて、どこにいても、視界の真ん中に飛び込んでくるのは、杏野なつだけだった。正直、この時点から、遠からぬ将来この子はアイドルをやめるだろうなとは思っていた。プロだから、お仕事の場でやる気なさそうにしたりはもうしなくなっていた。でも、きっと本人はアイドルをやっている自分がそんなに好きではないのかな、という感じが、ずっとしていた。まぁ、本当のところなんて誰にもわからないので、全て憶測でしかないけれど。その後半年間、何度かライブに行ったけど、毎回暑くてもメンバーカラーである黄色いパーカーをきて、毎回声がでなくなるまでなっちゃん!って叫んでた。好きだとか、やめないでとか、必要だとか、そういうある種の無責任な気持ちを伝えるために自分ができるのがそれだけだった。

 でも、やっぱりアイドルをやめるときは、案外早くやってきた。2013年の年末、クリスマスの次の日、大学で勉強しながらユーストの内容をチェックしていたら、転校つまり卒業するという情報が流れてきて、覚悟はしてたけど、何でこのタイミングなの、とか、じゃあSSAはもうやめるつもりでやってたんだとか、やっぱりオタクなんて何の足しにもならないんだとか、そういうどうしようもない自分勝手な気持ちがとまらなくなって、それから年があけるくらいまで、何にも考えられなかった。*1

  それから、現在に至るまで、実はまだ杏野なつエビ中をやめたのだ、という事実を受け入れられてはいない。杏野なつが転校することとなった、武道館でのライブには行かなかった。そのDVDも買っていない。さらには、新体制となった四月以降のCD、DVDは一切買っていないし、新体制でやっている昔の曲の映像もできる限り見ないようにしてきた。だから、私の中ではまだ杏野なつエビ中をやめていない。それしか、うまくエビ中と付き合っていく方法がなかった。

 

 今のメンバーになってからでも、新しいお仕事が決まればもちろん嬉しい。エビ中のことを新しく好きになってくれた人がいるとすごく嬉しい。ただ、昔のメンバーのことも知ってくれとか、クソ新規みたいな気持ちが止まらない。自分も大概新規なのに。この前Mステにでれたことも、嬉しくて嬉しくて、たまらなかった。でも、二つ目には、9人の時にでられたらよかったのに、と思わずにはいられなかった。そして、二週目のMステで、9人時代の曲である放課後下駄箱ロッケンロールMXを、8人でやっているのをみて、Mステに二回もでられていることが嬉しくてたまらなかったのに、同じくらい、悲しくてやりきれなくて仕方がなかった。なっちゃんはそこそんな風に歌わない、言わないって、そればかり考えてた。本当はこんなことおもっちゃいけないのに、新しく入った二人のメンバーの駄目なところばかりをみてしまう。特に、なっちゃんの黄色のメンバーカラーを引き継いだ小林歌穂ちゃんに対しては、理不尽なことばかり思ってしまう。

 

 そろそろオチなり、まとめなりをつけなければならない。本当は、わたしはどうしてこのように考えてしまうのかの考察を始めたり、この状況の乗り越え方についてつらつらと書くのが、はてなブログのセオリーなんだろう。でも、そんなことがわかっていたら、ここに10代半ばの女の子をともすれば中傷するようなことを書くことはなかった。わたしはどうしたらいいのか教えて欲しい。エビ中という箱の中身は受け入れられないままなのに、まだその箱に対して無関心になれない。

大好きなのに、今のエビ中の話をしている人を見ると、そういう恨み言、嫌なことを言わずにはいられなくなってしまうのが、苦しい。

*1:そして年明けには、現ジャニーズWEST神山智洋くんがデビュー漏れになって、たかが他人であるアイドルにここまで精神的にボロボロにされるのかよ、と自分でも驚くくらい精神をやられていた。